



バリアフリー|新築|Fuku-House
若い頃の仕事の事故での脊髄損傷により、車椅子での生活をおくられてきたご主人とそれを支え続けてこられたご家族のための住まいです。ご要望は、ご主人が可能な限り自立した生活が出来る家にすることでした。とは言え、ご主人は、社長として工務店経営をしながら、月に一度は大阪から三重県まで釣りに出かけたり、時には東京まで自分で車を運転し、好きなアーティストのライブに出かけたりするアクティブな日々を過ごされています。
「自立する」とは何なのか?段差のない所謂バリアフリーな家をつくること、お風呂やオストメイト対応など設備を充実して、温熱環境を考慮した機能的で便利な空間を提供すること。最初はそう考えていました。もちろんそうしたことは大切なことでありますが、ご主人や奥様のお話を聞いたり、普段働く姿を拝見する中で、ご家族であるからこそ生まれる「お互いの気遣い」から少しでも開放されることが今回の家づくりで最も重要と考えるようになりました。そのためのバリアフリーであり、そのための設備であり、そのための建築なのです。
出来た住まいが愛犬ノエルとご家族にとって心地良い空間であり、それぞれの心地良い居場所となっていれば嬉しい限りです。